【ネタバレ】『マイティ・ソー:バトルロイヤル』、リピーターのための完全トリビア(前編)

【ネタバレ】『マイティ・ソー:バトルロイヤル』、リピーターのための完全トリビア(前編)



個人的にはマーベル・シネマテッィク・ユニバース(MCU)でも1、2位を争う快作となった「マイティ・ソー:バトルロイヤル」。リピーターの方のためのトリビアです。ただこの作品、結構マニアック・ネタが多いので僕自身も100%ひろいきれていないかもしれないのですが、いくつかのトリビアを2回に分けてご紹介しましょう。その<マイティ・ソー:バトルロイヤル トリビア:前編>です。

ネタバレばっかりなので鑑賞後にお読みください。

1、あの曲は?
予告編や本編でもかかる、アアアという絶叫で始まるテンション高い歌。
あの印象的な曲は レッド・ツェッペリンの“移民の歌/immigrant song”実はこの歌、北欧のヴァイキングとかの要素が入っている歌です。歌詞に神々のハンマー、というフレーズがあるんですよ!

2、「ジュラシック・パーク」な共演!
アスガルドで、ソーとロキとオーディンの芝居をしているシーンがありますね。
あの芝居上でロキを演じていたのはマット・デイモン!
(ここ客席からもおお!と声があがりました)豪華なカメオ出演ですが、ここで”オーディンを演じてアスガルド人”を演じていたのはサム・ニール。そう「ジュラシック・パーク」の主人公グラント博士です!
この映画「ジュラシック・パーク」のマルコム役のジェフ・ゴールドブラムがグランドマスター役で出ていますから「ジュラシック・パーク」の役者が2人出ています。またあの芝居上のソー役は、クリス・ヘムズワースの実兄でTVドラマ「ウエストワールド」に出ている、ルーク・ヘムズワースです。

3、「スタートレック」な共演!
ソー役のクリス・ヘムズワース、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ、ヘイムダルのイドリス・エルバ、スカージ役のカール・アーバンは皆J.J.エイブラムスの映画版「スタートレック」に出ています。なんとなくエイリアンや宇宙船、最後の宇宙船の艦長(?)になるなど、全体的に“スタートレック”っぽいですね。

4、「ロード・オブ・ザ・リング」な共演!
ヘラ役のケイト・ブランシェットとスカージ役のカール・アーバンは「ロード・オブ・ザ・リング」に出演しています。また劇中登場する、ヴァルキリーが乗る天馬は、コミックスではアラゴルンと呼ばれています。アラゴルンは「ロード・オブ・ザ・リング」の重要登場人物と同じ名前ですね。

5、カエルとヘビ
ロキがオーディンになりすますところを見抜くやりとりで、ロキの魔法のいたずらで「ソーがカエルにされた」みたいな会話が出てきますが、実際コミックスでもそういうエピソードがあります。結構かわいいんです。THOR FROGで画像ググってみてください。カエルにされた王子様ですね。
またソーがヘビが好きだったと意外な(?)過去を語るシーンがありますが、北欧神話でもソーのコミックスでも、ソーがミッドガルド・サーペント(ヨルムンガンド)という大蛇と戦うお話があります。要は蛇と戦うのが好きって意味だった?


6、ジェーンは出てこない?
NYにいる時にあっさりソーと一般人に見破られ、一緒にスマホ写真を撮るハメになるソー。この時、ジェーンにフられた=ジェーンと破局したことがあっさり語られます。
ということはナタリー・ポートマンはもう出ない?
でも「シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ」でアイアンマンことトニーとペッパーポッツが別居中なことがさりげなく語られ、グイネス・パルトロウもう出ない?と思ったら「スパイダーマン:ホームカミング」で復活しましたからね。


8、ドクター・ストレンジ
ドクター・ストレンジとソーのからみは、映画「ドクター・ストレンジ」のエンド・クレジット シーンについていましたね。
ただ映画「ドクター・ストレンジ」で、このシチュエーション観た時、あれロキは?と思っていたのですが、今回状況がわかりました。異空間で30分落ちっぱなしの状態だったのですね!(笑)


9、地面をたたく
傘にカムフラージュされていたムジョルニア。その傘を地面にたたくとムジョルニアに戻り、ソーもいつものコスチューム姿に変わります。
実は原作コミックスでは、ソーは人間界ではドナルド・ブレイクという医者に転生しており、ブレイクが杖を地面にたたくと、杖がムジョルニアになりソーに変身するのです。そのコミックの変身パターンをやってみたわけですね。

10、あれ?予告と違う!
ヘラがムジョルニアを砕くシーン、予告だとNYの裏路地みたいなとこですが、映画本編だとノルウェーになってましたね。話の流れ上、そうしたのかな?

11、ヘラと日本の特撮ドラマ
ヘラはMCU初の、超女性ヴィランですね。髪型が変形するヘルメット(?)が印象的ですが、原作でもあのような角のシルエットが印象的です。
さて1978年に、マーベルと日本の東映が提携して、特撮ドラマの「スパイダーマン」が
作られたことは有名ですが、もう一つスーパー戦隊の「電子戦隊デンジマン」に出てくる悪役ヘドリアン女王の造形にも影響を与えました。なので放送時はマーベルのクレジットが出てきます。

12、レディ・シフはなぜ出ない?
今回、浅野忠信さん演じるホーガンとか三戦士が殉職します(ああ!)
ところで彼らの仲間のレディ・シフは?実は、この役を演じているジェイミー・アレキサンダーがTVドラマ「ブラインドスポット タトゥーの女」の撮影の都合で出れなかったそうです。
MCUのキーマン ケヴィン・ファイギ氏によれば「レディ・シフは、別の任務でアスガルドにその時いなかった」という裏設定があるそうです。

13、今度のハルクは今までとどう違う?
今回、ハルク時の声はブルース・バナーを演じているマーク・ラファロが担当しています。今まではTVドラマ「超人ハルク」でハルクを演じていたルー・フェリグノが、MCUでもハルク時の声を演じていたのです。
今回、ハルクのセリフが多いので、バナー博士の時の声=つまりマーク・ラファロの声を優先したのでしょう。
なおTVドラマ「超人ハルク」のスペシャル版で(だいぶ設定は違いますが)ソーとハルクが共闘するエピソードがあります。

14、なぜ「142」?
ヴァルキリーが自らを“スクラッパー 142”と名乗ってますね。
実はハルクのコミック「The Incredible Hulk 142号」にヴァルキリーが大々的に登場!(この号の表紙でヴァルキリーがハルクを持ち上げています)それにちなんで142なのですね。


いかがだったでしょうか?
まだまだトリビアはいっぱいあります。あのブルース・バナーの着ているTシャツの意味は?等、<マイティ・ソー:バトルロイヤル トリビア:後編>もお楽しみに!

文/杉山すぴ豊

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