日本が誇る世界的シューズ、Onituka Tiger(オニツカタイガー)の歴史

日本が誇る世界的シューズ、Onituka Tiger(オニツカタイガー)の歴史


日本のみならず、世界的な人気を誇るスニーカーブランド「Onituka Tiger(オニツカタイガー)―― 「メキシコ66」や「スノトレ オニック」など、多くのモデルがスポーツシーンからファッシシーンまで多くの人々に愛されている。ということで、2009年に生誕60周年を迎えたオニツカタイガーのルーツを振り返るオフィシャル動画をもとに、同ブランドの歴史を紹介したい。

■「Onituka Tiger(オニツカタイガー)」とは?
1949年に創設者「鬼塚喜八郎(おにつか きはちろう)」により設立されたスポーツシューズブランド。鬼塚は当初、バスケットボール専用のスニーカーの製造販売を開始した。当時、バスケットシューズはもっとも製造が困難なスポーツシューズの一つだったが、鬼塚が「OKバスケット」と呼ばれる創業第一号シューズを発表し、その後、選手や監督の意見を取りいれながら、改良・販売に着手していったのである。その後、たまたま食卓に並んだ酢の物からヒントを得て、タコの吸盤のようにグリップ性が高いアウターソールを開発。それをきっかけに海外でも知名度が向上し、世界的なブランドとして認知されていった。

■社名とタイガーマークの由来とは?
アジアで最も強い動物とされる“虎”のアクティブなイメージと、創設者である鬼塚の名前を掛け合わせて命名された「オニツカタイガー」―― その後「鬼塚」という社名を広めたいという想いを込めて、お馴染みの虎をモチーフにしたロゴが完成する。

■世界的なシューズブランドとして成長
「OKバスケット」の誕生以降、日本特有の“足袋(たび)”をヒントに発売した「マラソン足袋(1953年)」「オリンピックタイガー(1956年)」「リンバーアップ(1964年)」、そしてレスリングシューズの「レスリングナイロンAA(1966年)」など数々のシューズを世に放ったオニツカ。中でも1968年に開催されたメキシコオリンピックで日本人選手団の行進用公式シューズとして使用された「メキシコ66」が注目を集めていた。

また、1976年に開催されたモントリオールオリンピックでは、オニツカ製のシューズを使用した男子陸上のラッセ・ビレン選手が二種目で金メダルを獲得。オニツカタイガーは世界から注目を集めるブランドへと成長していった。

■今なお進化し続けるオニツカタイガー
シューズの細かい部分にまで考慮して改良・開発を進めるスピリッツは、オニツカタイガーの歴史そのものだ。この姿勢は会社設立当初から引き継がれており、2009年で創業60年を迎えても尚、アスリートからトレンドに敏感な若者たちまで幅広い層のユーザーを魅了し続けている。今後もオニツカタイガーが創り出す斬新なアイディアに期待せずにはいられない。