トム・クルーズ、やっぱりスタントは全部自分でやる!『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の超危険スタント

トム・クルーズ、やっぱりスタントは全部自分でやる!『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の超危険スタント


世界中で大ヒットを飛ばし続けるスパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。その主人公、イーサン・ハントを10年以上も演じ続けるトム・クルーズは激しく危険なアクションシーンでもスタントマンに頼らず、ほぼ全てを自ら演じる「アドレナリン・ジャンキー」であることでも知られている。

俳優デビュー前のトムクルはレスリング選手を目指していたそうで、ミニマムだがバランスのいい体格と驚異の身体能力から繰り出される命がけスタントの数々は、プロのスタントマンも絶賛するほどの完成度だ。

そんなトムクルの主演最新作は古典モンスター映画のリブート版『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。『M:I』以上にド派手なアクションの中でも、墜落中の飛行機内で起こる無重力状態でのスタントに挑戦したシーンが最大の見所になりそうだ。しかし、さすがのトムクルもこの撮影にはかなり手こずったようで、64ものテイクを繰り返し、やっと成功したという。

あまりの難易度の高さに、当初トムクルには地上でこのシーンを撮影する選択肢も与えられたそうだ。しかし彼は、全部のスタントを自分でやるという信念のもと、観客が出来るだけシーンをリアルに感じられるように、と超高空での撮影を敢行したというから恐れ入る。

そもそも飛行機の中で無重力状態を生み出すためには、機体を急上昇させてから急降下し、地球の重力と釣り合う“ゼロG”の状態に持ち込まなければならない。この撮影に参加した64人のクルーは地上と空中の無重力状態のギャップに耐えられず、撮影後に胃に異変を感じたりゲロってしまう者もいたそうで、そのキツさは容易に想像できる。

そんな中、最も過酷な撮影をしていたはずのトムクルは顔色ひとつ変えずに演じきったというのだから、プライベートでのドタバタを含め数々の修羅場を乗り越えてきたベテラン俳優の身体能力と精神力というのは、われわれ一般人の想像を遥かに超えているのだろう。

そんなヤバい撮影を経て完成した『The Mummy』は、本国で今年6月に公開予定。無重力状態での臨場感あふれるスタントを筆頭に、1932年のオリジナル版『ミイラ再生』とはまったく別物に進化しているはず。50代も半ばに差し掛かり、ますます脂の乗ったアクションと演技を見せるトムクルの最新作を、日本でもいち早く大スクリーンで鑑賞したい。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)公開

(C)Universal Pictures